2006年09月19日
9月のテーブルのあしらい
関東や関西では、残暑が厳しいのが9月のイメージではないだろうか。
盛岡は、朝夕はすっかり秋、でも秋の装いにすると、昼間はちょっと汗ばむ、というのが9月。
私が紅茶コーディーネーターの卒業のテーマにしたのもこの季節。
テーブルには、庭のミニバラと、道端のコスモスをあしらい、お菓子には、オレンジ、グレープフルーツ、プルーン、プラム、黄林と、夏と秋を表現した。
この夏と秋が一緒にやってくる、そんな盛岡ならではの季節が、私は大好きだ。
今日は、そんなテーブルを、リンドウを使って表現してもらった。
リンドウというといかにも和風の素材のような気がするが、こんな風に低くマスで使うことで、モダンな仕上がりになった。
今日の花器は、フォションの缶。黒はきりっと、ゴールドはゴージャスに、二つを組み合わせることで、落ち着きがテーブルの上に広がった。
二つを並べることで、流れるような、風にも似た横のラインが生まれる。
色合いと、ラインで、素材はすっかりと秋なのに、夏の風が吹いた。
歩いておいでの生徒さんに、ダージリンのセカンドフラッシュの水出し紅茶をお出しするのに、ちょうどいい。
- 投稿者:上級野菜ソムリエ 小原 薫
- 投稿日:2006年09月19日 17:04
- カテゴリー:上級野菜ソムリエが贈る紅茶のお話




comments
「夏から秋へ季節が移り変わる感じを・・・」ということでいただいた今回のテーマ。確かにこの時期は、庭にはまだちょっと夏バテぎみのひまわりが咲いているし、そうかとおもえばものすごい勢いでコスモスが咲き乱れていたりと、夏と秋が同居しているおもしろい季節かもしれないですね。
でも確実に秋を感じさせる冷たい風が朝や夕方には吹き抜けて、少し物悲しさも感じます。そんな季節を色にたとえると、紫かなと思いました。これから秋も深くなると、赤や茶色など褐色がかった深い色ぐあいがお似合いあいだけど、まだそこまでいかない季節には、涼しげな感じが残る紫なんかが・・。
ところで今回のお花の中にあった赤い実。多分あれはトウガラシです。ちょっと形は変わってるけど、つまんだらそんな匂いがしました。どうでしょ?